クレサラ対協拡大幹事会
2015年04月11日
群馬県の前橋市において、
全国クレサラ・生活再建問題対策協議会の
拡大幹事会が開催されました。
会場は県庁の昭和会館。

いわゆるカジノ解禁法案に反対する決議と、
民法改正に関する決議が採択されました。
いずれの決議案についても、意見を申し上げましたが、
特に後者についてはシビアな問題があります。
公正証書であれば個人保証を認める点は、
現状の公正証書の問題点を考えれば、
大変疑問です。
実際、「違法な公正証書」という理由での
国家賠償請求は後を絶ちません。
金銭消費貸借については、期限前弁済について
貸主からの損害賠償請求ができるという点も、
金利規制の脱法と言わざるをえません。
期限をずっと先にして、期限前弁済の際に
将来もらえた利息を損害として請求するのであれば、
折角改正した貸金業法による金利規制を
底抜けにしまいます。
このあたりについては、
今後十分な検討が必要と思われます。
全国クレサラ・生活再建問題対策協議会の
拡大幹事会が開催されました。
会場は県庁の昭和会館。

いわゆるカジノ解禁法案に反対する決議と、
民法改正に関する決議が採択されました。
いずれの決議案についても、意見を申し上げましたが、
特に後者についてはシビアな問題があります。
公正証書であれば個人保証を認める点は、
現状の公正証書の問題点を考えれば、
大変疑問です。
実際、「違法な公正証書」という理由での
国家賠償請求は後を絶ちません。
金銭消費貸借については、期限前弁済について
貸主からの損害賠償請求ができるという点も、
金利規制の脱法と言わざるをえません。
期限をずっと先にして、期限前弁済の際に
将来もらえた利息を損害として請求するのであれば、
折角改正した貸金業法による金利規制を
底抜けにしまいます。
このあたりについては、
今後十分な検討が必要と思われます。
Posted by わかくす法律事務所 at 23:49
│消費者問題