利息制限法の制限利率の引き下げを目指して

2013年06月28日

本日、日弁連会館で、シンポジウムがありました。
「生活を破壊しない金利を求めて-利息制限法等の
上限金利の見直しを考える-」というタイトル。

3年前に出資法の上限金利が引き下げられ、
いわゆるグレーゾーン金利がなくなりましたが、
利息制限法の制限利率も高いため、
その引き下げを目指したものです。

海外の金利規制の概要、
各種データから利用者が返済可能な金利
という視点に加え、
実際の貸付実態に基づいた分析に基づく
経済学的視点も加えて議論を行いました。

経済学的視点については、すでに
論文を書かれている佐賀大学の三好祐輔先生に
私からお声がけして登壇いただき、
文系の私たちにとって
斬新なご報告をいただきました。
利息制限法の制限利率の引き下げを目指して

国会議員も参加いただき、ご意見をいただくなど、
充実したシンポジウムになりました。

タイトルにあるとおり、生活を破壊しない金利規制
の実現を目指して、今後も多くの関係者とともに
取り組んでいきたいと思います。


同じカテゴリー(消費者問題)の記事画像
43条対策会議
クレサラ対協新年総会
全国クレサラ対協拡大幹事会
全国クレサラ実務研修会
拡大幹事会
クレサラ対協拡大幹事会
同じカテゴリー(消費者問題)の記事
 クレサラ対協新年総会 (2025-01-19 21:50)
 クレサラ対協常任幹事会 (2024-12-15 23:14)
 全国クレサラ被害者交流集会 (2024-11-20 23:11)
 クレサラ対協拡大幹事会 (2024-10-20 13:30)
 消費生活相談員の皆さんとの勉強会 (2024-07-30 22:47)
 シンポジウム「三本の矢~カルト問題・二世問題・霊感商法等の被害対策に取り組むにあたって~」 (2024-03-21 23:41)

Posted by わかくす法律事務所 at 23:49 │消費者問題