明らかに時効なのに請求

2012年12月08日

商工ローン最大手だった日本信用(旧日栄)が、
明らかに消滅時効にかかっていると思われる
債権について訴訟してくる事件が、
全国で生じています。

消滅時効の援用等、しっかりと反論すれば、
訴訟の取り下げをしてくるようです。

しかし、訴訟の取り下げで終了すると
理論的には、再訴が可能です。

時効等、明らかに負けるはずがない訴訟であれば、
取り下げに応じずに、請求の放棄をさせ、
同じ訴訟を二度と起こせないようにした方が、
その後も安心できることになります。

明らかに時効にかかっている訴訟でも、
遠方の裁判所に起こされて、
反論せずに欠席判決を取られている方が
いるのではないかと、気になっていてしまいます。


同じカテゴリー(消費者問題)の記事画像
43条対策会議
クレサラ対協新年総会
全国クレサラ対協拡大幹事会
全国クレサラ実務研修会
拡大幹事会
クレサラ対協拡大幹事会
同じカテゴリー(消費者問題)の記事
 クレサラ対協新年総会 (2025-01-19 21:50)
 クレサラ対協常任幹事会 (2024-12-15 23:14)
 全国クレサラ被害者交流集会 (2024-11-20 23:11)
 クレサラ対協拡大幹事会 (2024-10-20 13:30)
 消費生活相談員の皆さんとの勉強会 (2024-07-30 22:47)
 シンポジウム「三本の矢~カルト問題・二世問題・霊感商法等の被害対策に取り組むにあたって~」 (2024-03-21 23:41)

Posted by わかくす法律事務所 at 23:56 │消費者問題