九州ブロック・クレサラ被害者交流集会

2011年06月15日

先日、大分市において、クレサラ被害者の
九州ブロック交流集会が開催されました。

改正貸金業法の完全施行により、集会の目的も
「多重債務の解消」から、その原因である貧困対策や、
債務整理後の生活再建などに重点が移りつつあります。

今回の大分集会も、依存症対策、自殺対策等に
重点が移ってきていました。

多重債務問題に関しても、行政と弁護士などとの連携
などを指摘してきましたが、
依存症、自殺対策などについても、専門家の連携が
重要との指摘がありました。

貧困対策については、佐賀県弁護士会としても、
労働相談や生活保護の相談を多く受けている
労働団体に対して、弁護士会の相談事業の説明をしてきました。
これをきっかけに、貧困対策に関する県内の各団体との連携が
深まればと思います。

他方、依存症、自殺などについては、医療の専門家との
連携なども重要になりそうです。
この点についての取り組みも、検討していかなければ
ならいなと感じました。


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Posted by わかくす法律事務所 at 18:21 │消費者問題