振興銀行敗訴
2010年07月27日
SFCG(旧商工ファンド)の債権二重譲渡問題で、
ともに「譲り受けた」と主張していた信託銀行と日本振興銀行の訴訟で、
本日、東京地裁は、「債権は信託銀行に移ったと」として、
回収権限がない日本振興銀行が債務者から回収した金額を
信託銀行に支払うように命じました。
訴訟で信託銀行側は、債権譲渡の登記を先にした方に帰属すると主張し、
日本振興銀行側は、債務者への通知がなければ帰属が決まらないと
反論していたようですが、司法判断の流れはこれで決まりそうです。
報道によれば、SFCGから二重譲渡された債権は約2万3千件で、
このうちの約95%は信託銀行側が先に登記しているとのこと。
もちろん、一番悪いのは「二重譲渡」した方ですけど・・。
この問題を受けて、「日栄・商工ファンド対策全国弁護団」では、
再度緊急の電話相談会を開催します。
さすがに今回は私は佐賀で待機させていただく予定ですが。
(辻 泰弘)
ともに「譲り受けた」と主張していた信託銀行と日本振興銀行の訴訟で、
本日、東京地裁は、「債権は信託銀行に移ったと」として、
回収権限がない日本振興銀行が債務者から回収した金額を
信託銀行に支払うように命じました。
訴訟で信託銀行側は、債権譲渡の登記を先にした方に帰属すると主張し、
日本振興銀行側は、債務者への通知がなければ帰属が決まらないと
反論していたようですが、司法判断の流れはこれで決まりそうです。
報道によれば、SFCGから二重譲渡された債権は約2万3千件で、
このうちの約95%は信託銀行側が先に登記しているとのこと。
もちろん、一番悪いのは「二重譲渡」した方ですけど・・。
この問題を受けて、「日栄・商工ファンド対策全国弁護団」では、
再度緊急の電話相談会を開催します。
さすがに今回は私は佐賀で待機させていただく予定ですが。
(辻 泰弘)
Posted by わかくす法律事務所 at 15:36
│消費者問題