働き方改革法案についての会長声明

2018年03月15日

日弁連では、先日、今国会に提出されている法案のうち、
いわゆる働き方改革法案に反対する会長声明を出しました。

https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2018/180308.html

もともと、「企画業務型裁量労働」の拡大も含まれていましたが、
それは撤回されたものの、
高度プロフェッショナル制度については、残されています。

過労死、過労自殺の深刻な問題を解決する必要性が
指摘されている現在において、
労働時間規制の緩和につながる制度は、
問題の深刻化につながるか懸念があると
言わざるを得ません。

国会情勢も混とんとしていますが、
慎重な審理が行われることを期待したいと思います。


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Posted by わかくす法律事務所 at 23:56 │貧困対策