弁護士・辻泰弘の足跡

太平洋戦争での空襲被害者を支援するための
超党派による国会議員の議員連盟の総会が、
本日、衆議院第一議員会館において開催されました。

私も日弁連の前担当副会長として、
今年度の担当副会長などとともに出席を致しました。

会長を務めていた北村議員の死去等に伴って、
議連の役員も刷新されてから、初めての会合でしたが、
議連役員の国会議員の多くが出席されました。

空襲被害当事者の訴えを受けて、
今後の対応なども協議されましたが、
４９年前から被害救済の必要性を訴えている日弁連としても、
救済策の実現に向けて取り組んでいきたいと思います。  

先週、日弁連の主催で、
再審法の改正を求める院内会議を、
参議院議員会館において開催しました。

与野党の３０名近くの国会議員に参加していただき、
心強いご意見をいただきました。

この院内会議の前日には、
自民党の議員か中心となって、
超党派の議員連盟も結成されており、
１００名を大きく超える議員が参加されているとのことです。

再審公判の扉を開けるのに長時間がかかる原因の
検察官の抗告の問題、
検察官による恣意的な開示の歯止めをかける
証拠開示ルールの整備、
再審請求事件に関する条文がそもそも少なく、
裁判官によってばらつきがある問題など、
再審制度に関する様々な問題の解消に向けて
議論が進んでいくことを期待したいと思います。  

先日、衆議院第一議員会館において、
日弁連主催の院内意見交換会
～骨太の方針をふまえ、今こそ谷間世代の解消を！～
を開催しました。

与野党から２９名の国会議員ご本人が参加していただき、
秘書の代理出席４０名を超えるなど、
大変盛会となりました。

佐賀県の関係では、今回もご多忙の中、
大串博志議員にお越しいただきました。

今回の意見交換会は、与野党各政党から
法務政策担当の議員などにご意見をいただくこととし、
私も各政党への参加要請などをいたしました。

一部の政党はメッセージをいただく形になりましたが、
ほとんどの政党からはご担当者にご参加いただき、
個人的にも役割を果たすことができました。

今回の経過を踏まえ、次年度における制度化のために、
取り組んでいきたいと思います。  

先週、日弁連と東京三弁護士会主催の
新年挨拶交換会が、帝国ホテルにおいて開催されました。

震災の関係ももあって、乾杯やアルコールは
なしとなりましたが、多くの関係者にご参加いただきました。

最高裁長官、検事総長、現職の大臣、
東京都知事などの挨拶があり、
我ながら、日弁連の大きさを感じました。

懇談での時間には、面識のある行政庁の長官などに
ご挨拶をさせていただきましたが、
この日が事実上、私にとっての日弁連での仕事始め。

残り任期は３か月を切りましたが、
様々な方々のご支援、ご理解を得ながら、
役割を果たしていきたいと思います。  

年末に、日弁連の市民会議を開催しました。

日弁連諸活動に市民の声を反映させる重要な会議ですが、
元知事、元中央省庁トップなどはじめとした、
著名人によって構成されています。

担当副会長として、４回目の参加となりましたが、
事前の打ち合わせも含め、個人的には慣れてきました。

特に今回のテーマは、長く取り組んでいたテーマでしたので、
個人としても発言をせていただいたり、発言を求められたり。

日弁連という組織自体が、市民に開かれ、そして、
市民の感覚との乖離が生じないよう、
このような機会も通しながら、常に意識していきたいと思います。  

先日、経済同友会を訪問しました。

関係分野を担当する副会長として
訪問に同行させていただきましたが、
経済同友会の方は、岡野事務局長が
直々に対応してくださいました。

私が佐賀からの選出とご説明すると、
岡野さんからは、最近、
佐賀での活動事例があるとのことで、
その内容を具体的にお話をいただきました。

役員名簿をみても、この国を代表するような
会社の責任者ずらりと並び、
場所も東京駅の目の前、まさに一等地。

私などは縁もない団体と思い、
久しぶりに緊張感を持っての訪問でしたが、
佐賀つながりもあって、和やかに話が出ました。

今後も訪問することがあるかもしれませんが、
今回の訪問が信頼関係構築の一助になればと思います。  

先日、日本弁護士政治連盟主催の
国民民主党との朝食懇談会がありました。

日弁連執行部としてこの日も出席しましたが、
党首を含めて幹部の方々も参加していただき、
充実した討議を行うことができました。

私が担当している分野について、
質問をされる議員もいたため、
個別にも直接ご挨拶させていただきました。

政党との秋の朝食懇談会も
これでひと段落。

国会議員に協力を求める課題も多く、
今後の取組に生かしていきたいと思います。  

先月、再び、日弁連の定例記者会見を
担当しました。

私の担当は生活保護ホットラインの実施
についてでしたが、
担当委員会の方も来ていただき、
実施要領等についてご説明いただきました。

私の方からも、経済的理由による自殺の増加や
生活保護申請件数の増加に加え、
個人倒産件数の下げ止まりなどの数字を報告し、
ホットラインの意義についてご説明しました。

当日は、地元紙の方も来ていただき、
広報していただきました。

今後も記者会見の機会があると思いますので、
役割を果たせるようにしたいと思います。  

先週、日弁連執行部と自由民主党との朝食会が
日本弁護士政治連盟の主催で開催されました。

春にも開催されましたので、今年度は２回目。

衆参２０名程度の国会議員が参加され、
様々なテーマでの意見交換が行われました。

今回は、日弁連からの報告テーマの一つを
私が担当して説明させていただきました。

出席議員の中らは司法修習同期同クラスの議員もいて、
私の報告場面が、Ｘ（旧ツイッター）にも上げられていました。

今後も執行部としての役割を果たしていけるように
したいと思います。  

三重県内において中部弁護士会連合会の
定期弁護士大会が、先日、開催されました。

日弁連の役員として、私も出席させていただきました。

前夜懇親会から出席させていただき、
当日の朝には、犯罪被害者の権利に関するシンポジウム、
午後には宣言・決議の採択などがなされましたが、
日弁連執行部との意見交換会も開催されました。

意見交換会では、私の「主担当」のテーマはなかったものの
「副担当」のテーマはあり、回答案を事前に作って、
「主担当」の副会長の隣に座らせていただきました。

今年度の弁連大会も残りは３つ。

今後も出張が多くなりますが、
霞が関での会務もしっかり、こなしていきたいと思います。  

第６５回日本弁護士連合会人権擁護大会が、
長野市で開催されました。

木曜日に２つのシンポジウムを開催し、
その内容に関する決議案の採択等が
金曜日に行われました。

シンポジウムの一つについて、担当副会長として、
決議案の会内手続を担当するとともに、
決議案採択の当日も、無事に採択されるまで、
不測の事態に備えて舞台袖て待機していましたが、
後ろ向きな質問や意見は一切出ることなく、
反対ゼロで無事採択されました。

まだ、前日のシンポジウムも最後まで参加しましたが、
地元テレビ局でも大きく扱われましたし、
問題点がわかりやすく説明され、
参加者からも高評価でした。

今後、この決議の実現には多くの困難が予想されますが、
シンポ、決議に携わられた方々に敬意を表するとともに、
その取組を影ながら応援していきたいと思います。

ちなみに私が関与した決議はこちらです。

https://www.nichibenren.or.jp/document/civil_liberties/year/2023/2023_1.html  

先週、浦和市内において
関東弁護士会連合会の定期弁護士大会が
開催されました。

私は日弁連からの来賓として出席しました。

前夜懇親会に続き、当日の午前中にシンポ、
午後に宣言・決議案の採択などが行われました。

シンポでは犯罪加害者家族の権利。

報道等で平穏な生活を奪われる家族の権利について
踏み込んだ討議がなされました。

これまでに東北、北海道、九州、関東と
４つの弁連大会に参加させていただいたことになりますが、
プログラム、来賓の位置づけ、雰囲気など、
それぞれの弁連での違いがありますが、
その違いも楽しみながら、
残りの４弁連大会でも役割を果たしたいと思います。  

先月、鹿児島市内において
第７６回九州弁護士会連合会定期大会が
開催されました。

日弁連執行部の私は、会長などどもに
来賓として出席させていただきました。

前日夜の「若手カンファレンス」では、
若手会員の方々との意見交換で、
日弁連に求められるものを聞かせていただきました。

当日午前のシンポでは性的少数者の権利
等について議論がなされました。

午後の大会では、宣言・決議の採択の後、
日弁連の会務報告を私が行いました。

各地の弁連大会は、その弁連推薦の副会長にとって
「凱旋」的な位置づけもあり、
会務報告はその弁連推薦の副会長がすることが
慣例となっています。

また、他の副会長との関係では「ホスト」としての
役回りもあります。

日弁連副会長に就任してまもなく半年。

ホスト役でもある地元弁連大会も終わり、
任期の折り返しを感じることになりましたが、
まだ半分の任期がありますので、
担当している課題にしっかり取り組んでいきたいと思います。  

日弁連副会長としての仕事はいろいろありますが、
担当委員会との関係では、意見書などの提案の
対応。

日弁連として意見を公表するには、
様々な会内手続が必要ですが、
内容的にも様々な配慮をしなければなりません。

そのため会内手続に付す前の段階においても、
提案委員会との調整を行うことになります。

それが終われば会内手続に回しますが、
その際には担当副会長の私が説明などを行います。

事前に目を通していもらっているとはいえ、
専門外の方にも十分に理解いただけるよう、
ポイントをついた分かりやすい説明を
短時間で行う必要があります。

実は現在も多くの意見書等の提案をいただいており、
毎週のように意見書等の説明をしております。

今後も、公表すべき意見がスムーズに公表に至るよう、
役割をしっかりと務められるようにしたいと思います。  

日弁連副会長として、様々な委員会を
担当することになっています。

一口に「委員会」といっても、法定されている委員会のほか、
日弁連の理事会等の承認によって設置される特別委員会や、
役員直属の組織の色彩が強いワーキンググループなどもあり、
さらには時限的に集中的に取り組む場合などに設置される
対策本部などもあります。

それぞれの委員会等の特徴によりますが、
担当副会長が出席することが前提となっているものもあれば、
議決されたことの報告を受けることが基本となっている
委員会等もあります。

今週の月曜や火曜の午後は、出席前提の委員会でしたが、
火曜の午前の委員会は「必ずしも」という感じのもの。

他方、本日の委員会は「出られるなら」という感じでしたが、
担当副会長として報告すべき内容もありましたので、
出席をさせてもらいました。

副担当も含めると担当委員会は１５に上るため、
全ての委員会等に毎回出席することはできませんが、
期待されている役割を考えながら適切に対応
していきたいと思います。  

月に１度、日弁連では理事会を２日かかりで行います。

日弁連副会長の私は、理事会にも出席することになります。

自分が報告、質疑対応をする案件については、
説明協力者の方や事務職員さんなどとの打ち合わせを
行ってから臨みますが、
前の議案の進行の関係があるため、
実際の審議会自死感は予定から大きく遅れることもあります。

先週の理事会では、質問や意見が多く寄せられ、
時間を割いて説明をしたものの、
１日目の審議では採決まで行けず、
その日のうちに修文をし、２日目で承認をいただく
ということもありました。

副会長職はまだ半分も終わっていないため、
今後も大きな議案での理事会対応が
いくつか予定されていますが、今後も、
しっかりと準備して臨むようにしたいと思います。  

お盆明け、最初の大きな会議が、
日弁連の正副会長会でした。

会長、副会長が全員集まり、
日弁連の重要な決定事項を審議します。

個人的には、自分の担当案件がないときもあれば、
担当案件がたくさんあるときと、ばらつきがあります。

今週の正副会長会でも、いくつか担当案件があり、
必要な対応をさせていただきました。

会議でしっかりと対応できるかどうかは、
事前の準備で決まりますので、
今後も会議の前の準備を怠らないように
心がけたいと思います。  

先週、東北地方弁護士会連合会の
定期弁護士大会が、秋田市内で開催されました。

ブロック大会については、日弁連の執行部が
招待をされることが一般で、
私も前日の懇親会から参加させていただきました。

大会当日は、午前中のシンポジウムで、
再生可能エネルギーの開発に関わる問題について
討議がなされ、
午後には決議案の採択などが行われました。

その後、懇親会の前には、
日弁連執行部との意見交換会があり、
事前にいただいていた質問には担当分野はありませんでした。

ただ、当日の１４時まで質問を受け付けることになっていたため、
ぎりぎりまで気になっていましたが、結局、当日も質問はなく、
この日も他の分会長の答弁を聞かせていただきました。

ただ、この日は、追加での質問も厳しいものがあり、
回答者は慎重に言葉を選ぶ場面もありました。

今後、ブロックごとの大会も毎月のようにありますが、
役割が与えられれば、しっかりと対応できるように
したいと思います。  

先週、静岡市において、関東弁護士会連合会との
懇談会が開催されました。

関東弁護士会連合会が日弁連執行部を招き、
会務についての質疑を行うものですが、
事前に２０を超える質問をいただいていました。

幸いにして、私が担当する分野についての質問はなく、
当日は他の副会長の答弁の仕方を拝見する
立場になりました。

ただ、いずれの質問も、日弁連会務の
重要な部分に関するもので、今後の活動について
考えさせられるものもありました。

この懇談会は今年度中にもう一度あるようですので、
担当分野についての質問があれば、
しっかり対応できるようにしたいと思います。  

先週、日本弁護士連合会の定期総会が
大阪弁護士会館で開催されました。

日弁連の定期総会は予算決算の審議を含め
毎年この時期に開催していますが、
隔年で東京以外で開催しています。

審議、報告案件で、私の担当はありませんでしたが、
予算は会務全体に影響するため、
あらゆる分野に質問の可能性があったため、
副会長として、担当分野の質問がきた場合の
準備をして臨みました。

幸いにして、担当分野の質問はありませんでしたが、
充実かつ、円滑な審議がなされました。

今後も大きないイベントがありますが、
迷惑をかけないように、しっかりと準備をして
臨んでいきたいと思います。